BANKSY's Bristol - Home Sweet Home日本語版 (2014)

HOME SWEET HOME: Banksy's Bristol
STEVE WRIGHT (翻訳:小倉利丸+鈴木沓子+毛利嘉孝)
2004 / 作品社
2007年に出版された、Banksyをテーマにした書籍の6冊目『BANKSY's Bristol - Home Sweet Home』の日本語版。タイトル通りブリストル時代のBanksyについて、作品だけでなく80年代からの彼の周囲(グラフィティやヒップホップ)のシーンなどにも触れ、また多くの関係者による証言/インタヴューも収録。今回の邦訳は、2012年出版の増補版を元に行なわれており、Banksy vs Bristol Museum、テスコの暴動、メキシコのフットボール・チームの為に描いた壁画についても紹介している。
《目次》◆イントロ ◆ブリストル・ビート ◆バンクシーって誰? ◆レイヴの頂点 ◆アーティストの仕事現場 ◆匿名の規制 ◆アート作品をつくること ◆ホーム・スウィート・ホーム ◆物語は続く…… ◆バンクシー年譜
《付録》◆ギフトショップを通り抜けるとその先に出口が……(毛利嘉孝l) ◆バンクシーへのインタビュー ◆2003年ロンドンと“バンクシー”という現象(鈴木沓子) ◆ブリストルという街〜そのサウンドとグラフィティ/ブリストル・サウンド人脈マップ(飯島直樹) ◆“ブリストル・サウンド”アルバムTop20 ◆所有に抗する自由の空間(小倉利丸) ◆本文の訳注 ◆ブリストル市街図
《付録》◆ギフトショップを通り抜けるとその先に出口が……(毛利嘉孝l) ◆バンクシーへのインタビュー ◆2003年ロンドンと“バンクシー”という現象(鈴木沓子) ◆ブリストルという街〜そのサウンドとグラフィティ/ブリストル・サウンド人脈マップ(飯島直樹) ◆“ブリストル・サウンド”アルバムTop20 ◆所有に抗する自由の空間(小倉利丸) ◆本文の訳注 ◆ブリストル市街図
本文の内容は文句ナシ。ブリストル時代のBanksyについて、当時の仲間や関係者の発言も多く収録し、ブリストルの出版社ならではの掘り下げ具合でBanksyの姿を浮かび上がらせています。2012年に出た増補版を元に翻訳しているので、初版をZEROで買った人も、この機会にぜひ翻訳とともにお傍に。...
BANKSY's Bristol - Home Sweet Home日本語版
- 関連記事
-
- STRAIGHT OUTA BRISTOL by PHIL JOHNSON (1997)
- ENDLESS PRESSURE by KEN PRYCE (1979)
- Remixology: Tracing the Dub Diaspora (BOOK)
- BANKSY's Bristol - Home Sweet Home日本語版 (2014)
- BRISTOL VINYL 2014 by Chris Lucas
Trackback
http://bristolsound.blog10.fc2.com/tb.php/714-7ffddceb
足掛け2年に渡ってうす〜く(固有名詞の表記や註釈のチェック、付録提供など)手伝ったバンクシー本の決定版『Banksy's Bristol』日本語版『バンクシー』の付録に合わせてZEROのブリストル特集を刷新。付録に連動したコーナーも、担当の方の「ようやく11月に」という言を受けて準備、商品も仕入れたのだけど……。...と書いてから早3カ月、ついに刊行と相成りました!! 僕は付録(48ページ!...
2014.03.01 00:42
Comment