BANKSY in Mexico (2000)

2000年、BANKSYがブリストルのフットボール・チームTHE EASTON COWBOYSと共にメキシコを訪れた際に残した壁画と、対戦相手EZLN(サパティスタ民族解放軍/Ejercito Zapatista de Liberacion Nacional)の地元チアパス州をサポートする資金集めのために製作されたTシャツ。





関連リンク
■Banksy in Mexico | The Capturing Banksy Book Project
■Easton Cowboys Go West - Zapatista Football in Mexico
■The Easton Cowboys football team help charities in Mexico
■This is Bristol | How Banksy and the Easton Cowboys took help to Mexico
http://www.inside-bound.com/?pid=22944529より
サパティスタは90年前のメキシコ革命を主導し、土地と自由を求めて戦った革命家であるエミリアーノ・サパタから取られているチアパス州の先住民を中心とした組織。
国の政策 (北米自由貿易協定)により先住民達は貧しい生活を強いられてたため、1994年1月 EZLNは武装蜂起しました。
メキシコ政府は軍隊による圧倒的な力で鎮圧をはかりました。
このときEZLN側に150名近い死者が出ています。
チアパスは軍の恒常的な警戒体制のもとに置かれており、 軍や警察による住民への暴行・略奪が絶えません。
しかし、メキシコ国内はもとより、国際的にもサパティスタに圧倒的な支援が集まり、政府側は和平交渉にのぞまざるをえなくなりました。
全ての人の自由、正義、民主主義を求めているサパティスタ。
1994年1月の停戦以降、言葉のみを武器にし、現在では世界中にその支持を得ている。

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