UNFORSCENE - Fingers And Thumbs (2008)



UNFORSCENE
FINGERS AND THUMBS
2008 / 21trks 2CD / TRU THOUGHTS
CD1:
1. Belly Full Of Lead
2 .See The Light feat. J Todd
3 .Don't You Worry feat. Alice Russell
4 .68 On Third
5 .Sidewinder
6. So Long feat. Nik Young
7 .This Is London
8 .Tango In Dub
9. Scene 5
10 .I'm Just A Prisoner
11. Unbroken feat. Deborah Jordan
12. The Journey
CD2:
1. Dangerous feat. Phil King
2. In Pursuit Of
3. Do It feat. Alice Russell
4. Miracle feat. The Big Hit Unit
5. Fkovski
6. Let It Ride feat. Epcot
7. Alright
8. Dirty And Dark
9. So Fine feat. J Todd
■UNFORSCENE『FINGERS AND THUMBS』日本盤(BRTRU158)封入ライナーノーツより TEXT by E-JIMA(DISC SHOP ZERO)
“ブリストル流AOR(ADULT ORIENTED ROCK)”“ニュー・ジャズ?ブロークン・ビーツ版ALPHA”―こんな書き出しをしてしまっては引いてしまう方も多いかもしれないが、これが僕の彼らのサウンドに対する印象である。もちろん、敬意を込めての表現だ。PORTISHEADやMASSIVE ATTACK、TRICKYらが代表する所謂“ブリストル・サウンド”のもうひとつの側面を、ALPHAの諸作と並んで代表することになるであろうアルバムが完成した。UNFORSCENE『FINGERS AND THUMBS』、シネマティックでチルアウトなムードに溢れた2枚組の大作だ。
歴史に基づいた多人種/多宗教が育んだ豊かな文化によって、独自のサウンドを生んだ英国南西部の港町ブリストル。パンク、レゲエ、多様なブレイクビーツ音楽で知られるこの町は、実はジャズが盛んなことでも知られている。パブに行けば連日バンドがプレイしているし、多くのミュージシャンが別ジャンルの作品に参加しているのにも気がつくだろう。新作が発売されたばかりのPORTISHEADのバンド・メンバーも、全員がジャズ・シーンでそのキャリアを重ねてきた。
また、日本に居ると“暗く重い雲が立ちこめる”的なイメージのみで語られる町の雰囲気も、実際は港(というよりハーバーといったイメージ)があり、中心地からそう遠くはないところに丘などの緑も多い“レイドバックした町”でもあるのだ。そんな景色の中でチルアウトしながら聴く映画音楽は最高にハマる(+αで特に!)、というのが僕の実体験からの感想だ。UNFORSCENEは、そんな“もうひとつのブリストル”から誕生したのだと思う。(以下略/……続きはCDで!)
■UNFORSCENE関連ストック一覧 DISC SHOP ZERO


1. Belly Full Of Lead
2 .See The Light feat. J Todd
3 .Don't You Worry feat. Alice Russell
4 .68 On Third
5 .Sidewinder
6. So Long feat. Nik Young
7 .This Is London
8 .Tango In Dub
9. Scene 5
10 .I'm Just A Prisoner
11. Unbroken feat. Deborah Jordan
12. The Journey
CD2:
1. Dangerous feat. Phil King
2. In Pursuit Of
3. Do It feat. Alice Russell
4. Miracle feat. The Big Hit Unit
5. Fkovski
6. Let It Ride feat. Epcot
7. Alright
8. Dirty And Dark
9. So Fine feat. J Todd
■UNFORSCENE『FINGERS AND THUMBS』日本盤(BRTRU158)封入ライナーノーツより TEXT by E-JIMA(DISC SHOP ZERO)
“ブリストル流AOR(ADULT ORIENTED ROCK)”“ニュー・ジャズ?ブロークン・ビーツ版ALPHA”―こんな書き出しをしてしまっては引いてしまう方も多いかもしれないが、これが僕の彼らのサウンドに対する印象である。もちろん、敬意を込めての表現だ。PORTISHEADやMASSIVE ATTACK、TRICKYらが代表する所謂“ブリストル・サウンド”のもうひとつの側面を、ALPHAの諸作と並んで代表することになるであろうアルバムが完成した。UNFORSCENE『FINGERS AND THUMBS』、シネマティックでチルアウトなムードに溢れた2枚組の大作だ。
歴史に基づいた多人種/多宗教が育んだ豊かな文化によって、独自のサウンドを生んだ英国南西部の港町ブリストル。パンク、レゲエ、多様なブレイクビーツ音楽で知られるこの町は、実はジャズが盛んなことでも知られている。パブに行けば連日バンドがプレイしているし、多くのミュージシャンが別ジャンルの作品に参加しているのにも気がつくだろう。新作が発売されたばかりのPORTISHEADのバンド・メンバーも、全員がジャズ・シーンでそのキャリアを重ねてきた。
また、日本に居ると“暗く重い雲が立ちこめる”的なイメージのみで語られる町の雰囲気も、実際は港(というよりハーバーといったイメージ)があり、中心地からそう遠くはないところに丘などの緑も多い“レイドバックした町”でもあるのだ。そんな景色の中でチルアウトしながら聴く映画音楽は最高にハマる(+αで特に!)、というのが僕の実体験からの感想だ。UNFORSCENEは、そんな“もうひとつのブリストル”から誕生したのだと思う。(以下略/……続きはCDで!)
■UNFORSCENE関連ストック一覧 DISC SHOP ZERO



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